バスケのかみさまに向かってバスケやってたら、家庭の事情的にそのほうが都合がいいとしても(ただし断念しなくちゃならないほどの状況じゃない)、がんばって、それなりに実績あるバスケ部もってる学校に進学しようとする気がする。テニスと違って、バスケって高校生なら部活が生命線でしょう。
2013年6月9日[35件](2ページ目)
作中で比較的バスケうまい強いほうに分類されるキャラのなかでいちばん、でもバスケじゃなくても良かったのかもね感ある。過去の、強い、救われた体験あるからなかなか手放しがたいし、やめようと思ってやめられなかったわけだけど、求めてるのは自分が役に立てると実感できる場じゃないのかと。
でかい身体にコンプレックスもってたのがバスケやって救われてバスケとバスケ仲間が大事になって、でもそれを守ることができなくて傷ついた。この人は、バスケのかみさまに向かってバスケやってるんじゃなくて、それがたまたまバスケだったっていう人なんじゃないか。
逆に木吉にとっての誠凛って何なんだろうってここんとこずっと考えてたんだけど、「俺を傷つけないバスケ」なんじゃないかなって思い始めた。
お話全体においての木吉というキャラの機能って、3年生のいない誠凛に時限性をもたらすことで、つまり卒業の擬人化みたいな人だよな。ウォーキンググラデュエーション。ミスタータイムリミット。