みずのそこ
aquascape

いってき、いってき

2017年3月16日15件]

@haci_ame 僕ちょっと兄弟を迎えに行ってきますね!大丈夫ですって、鯰だし。なんか名前が鯰だし!…って水底に潜っていったきりのばみとずおの話。

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此岸にはししるいるいと由比ケ浜あおうなばらに彼岸はありや

あなうらで骨を砂へと変えてゆく対岸として月をみあげる

(鶴丸国永) #刀剣短歌

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@haci_ame わたしは一期さんはやっぱり五色沼かなあ。江雪さん、蔵王の樹氷の横に佇んでほしい…

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(最初に挙げた二首は、あとがきにも記されていた「星の街」への思いもこめてのセレクトです)

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終わらせたこころをひとつD列の鳥卵標本箱におさめる

(國森晴野 『いちまいの羊歯』より)
これもとても好き。好きなのたくさん。

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ある種の不能性と、喪失感に、やっぱり惹かれるのだなあと否応なしに思い知らされたところもある。(あと…こう…一首の立ち位置?連作の組み替えとか、縦書きと横書きでの印象のちがいはあるのか、とか、そういうことも考えました)

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楽しみにしていた歌集がきのう届いて、寝る前にしみしみ読んでいました。ことばのえらびかたがやっぱり好みだなあということ、実験室まわりのうたにただようやわらかさと、それでも試験者と試料のあいだにある一定のラインが動くことはない冷徹さのバランスも好き。

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(何もかも見えます何処にも行けません)風に囁かれる塔の町

名前だけ連れてゆきます泳ぎ方を知らないままで佇んでいる

(國森晴野 『いちまいの羊歯』より)

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対岸性の微笑、ってぴったりの言い回しじゃないですか。三日月宗近のことです。

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