みずのそこ
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いってき、いってき

2023年2月18日13件]

いや、さすが、「風流を教えてあげるよ」言うただけのことは…
(ちなみに、本来の逸話を取り戻したとき、歌仙の足もとに映し出された細川の九曜と明智の桔梗が融合するのめっちゃ好き…)

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光君の配役を入れられて紫に思いを馳せた時、歌仙としてのガラシャ様の物語にもつながる糸口が…? 特に今回、あの本丸の歌仙はガラシャ様に所有されたという偽の逸話を付与されていたし、配役を拒絶しおおせたとき「散りぬべき〜」を口にしてたじゃん…

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が、あるわけだけど、とーすてにおいて紫の花といったら、綺伝のときも今回もばんばん床にライティング映し出されている桔梗なんですよね…たま様の明智の桔梗。

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これ、ぐでんで歌仙(光源氏の配役時)がひときわ朗々と読み上げたの、若紫との出会いの場面なんだけど、紫草(根が染料なので花が紫というわけではないらしい?)から、紫色の藤の花…藤壺様…面影が…似ている…という連想「紫のゆかり」の表現で、その向こうには桐の花(光君の亡き母桐壷)も紫ですよ、

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それで、「引歌」という用語を知ったのでぐぐっていたのだけど、紫のひともとゆゑに〜は、作中で5回も引用されてるんですね(同率が他にもあるが作中2位) そうかー、紫のゆかり…
などと、ぼんやりしてたら、桔梗も紫だが???って、がたっとした…んだけども…

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この各巻フルカラー口絵付きの全集、6つの引き出しに分けておさめられる全巻収納ボックスと、相関図付き登場人物一覧、光源氏年表、薫年表、作外和歌集からの引用歌(引歌というらしい)リスト…などの注釈書の巻物も付いていて、まさしく豪華愛蔵版でした(江戸時代初期のもの)

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そういえば、ぐでんで小少将ちゃんの持ち駒が序盤の巻ばかりだったの、小少将の君が早くになくなっているからというのもあるんだろうか…(式部様から預かった、ということにはなってるけども)(対して彰子様はさ…長生きじゃん…)

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図録的なものが800円、源氏物語のあらすじ冊子としても手軽でよい。もちろん絵が美しいし。

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予定していたわけではないのだが、そのルートなら寄れるなーとねじ込んでみた。
正方形フルカラー口絵付本文鳥の子紙、という感じ。巻子本だとみんなでのぞき込むイメージだけど、これは個人でひっそり楽しむサイズ感だなあ pic.twitter.com/BtSbdH9AMj

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