みずのそこ
aquascape

いってき、いってき

時折、異次元から湧いたかのようにポストで冷えている手紙がある。切手も消印も、もちろん差出人の署名もない。(ただし筆跡には見覚えがある)ごく短く日常の出来事がメモのように記されたそれは、一方的に飛んできては深く刺さる矢のようだった。なんだこの迂遠な攻撃は、と思う。

twlog_3k