水音で目を覚ます。窓際はひっそりと暗く、枕元の時計は案の定、丑三つ時を少しまわった時刻を示していた。リビングのソファで寝ていた男が、また魘されて起きたのだろう。久しぶりだ。気づけてよかった、とベッドを抜け出す。冷えたフローリングが足裏に冷たい。 2014.11.16(Sun) 19:18 twlog_3k