みずのそこ
aquascape

いってき、いってき

時折かすかに聞こえる足音には軽いものもあれば重いものもある。いくさの拠点と聞いていたのに、子どものような歓声も。いざなわれるように奥に進むと、いかにもといった風情の襖があらわれ、耳元の声はひときわはっきり「さあ」と。

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