みずのそこ
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いってき、いってき

「はじめまして。君がうちのひとりめだよ」というのが、さにわの最初の言葉だった。「ふたりめが来てくれた。仲良くやってくれ」と言われたのはその日のうちで、翌日には「6人ずつで部隊を組んでもらうことになる」と申し渡された。日を追うごとに仲間は増えた。
ひとり、ふたり、さんにん。

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