みずのそこ
aquascape

いってき、いってき

「持って帰っていいわよ!」と満面の笑みで差し出されたのは、菓子ではなくかぼちゃのランタンだった。彼とふたり、慣れないながらも何とか彫り上げたうちのひとつである。部屋の隅に鎮座した不格好なものを眺めながら、そのうち干からびていくのだろうなと思う。 #ハロウィン古キョン (1/3)

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