みずのそこ
aquascape

いってき、いってき

小さい頃、雪玉をどこまで大きくできるかやってみようと思って、ひとりの帰り道、どんどん転がしていったら途中で重くて動かせなくなって、結局みちばたに放って帰ったことを思いだした。とても雪が降っていて辺りに人がいなくて、耳の中がしーんとして、雪の固まるぎゅっという音だけ聞こえてた。

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