順路通りに展示室へ入ると、誰が見ても「杉本博司」というような静かな海の写真に迎えられる。添えられているキャプションには、太陽系第三惑星の水から産まれた人類の文明が衰退し、そして廃墟が残されたことが記されている。展示室内の壁面は、赤さびの浮いたトタンの波板で覆われている。 2016.9.9(Fri) 22:23 twlog_3k