みずのそこ
aquascape

いってき、いってき

腐蝕のことも慈雨に数へてあけぼのの寺院かをれる春の弱酸
(山尾悠子・跳ねる兎 『角砂糖の日』)

読んでみたかった本の再編新装版を手に入れてきた。いちばん好きなお歌はこれ。山尾さんの小説読んだなかでいちばん好きな『ムーンゲイト』の、朽ちる水上都市を思わせる感じもある。

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