見かはせば肩寄すよりもやさしみぬわれと刺客は三月生れ燦きの名ひとつ野辺に置きわすれ姿は見えぬ かくて過ぎし時代去年の花雫る墓はここ天秤の西の皿にはきみ棲みたまふ(山尾悠子『角砂糖の日』より) 2016.12.11(Sun) 11:17 twlog_3k
燦きの名ひとつ野辺に置きわすれ姿は見えぬ かくて過ぎし時代
去年の花雫る墓はここ天秤の西の皿にはきみ棲みたまふ
(山尾悠子『角砂糖の日』より)