いずこかで命運が尽きるとき、ああせめて三日月の宵であればなあって丸い月を見上げて鶴丸さんが思ったとたん、何らかの謎パワーが月蝕を引き起こす。しんと広がりゆく暗闇の世界に沈みながら、鶴丸さんは細く光る月に手を伸ばしてふっと笑う。 2017.2.7(Tue) 21:35 twlog_3k