みずのそこ
aquascape

いってき、いってき

鶴丸国永、帰っていたのか。
だが、おっとりとした声が背後からかかったとたん、もう、けものじみた光は消えているのだった。振り返る間際、ぱちりと片目をつむったのは、きっと「内緒」のしるしだった。
おう、“ただいま”

twlog_3k