みずのそこ
aquascape

いってき、いってき

森で羽根を集め疲れて、島じゅうに舞い散るかみふぶきのなかに立ち尽くしたまま、流され慣れるほどに流されて生き、流された先で喜びも憎しみも覚えた存在が、唯一流されずに成したことが身を切るような決別だった、ということを思っていた…

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