みずのそこ
aquascape

いってき、いってき

北欧テーマの展示は工芸は多いが絵画系は珍しい印象。
絵画って、土地の光と空気と植生がダイレクトに色彩に反映する印象があるので、土地でくくった展示わりと好きなんだけど、今回もそのあたりとてもよかった気がする。
わたしは高地の湖をマナエリアとする者なので、そういう意味で気持ちの凪ぐ作品も多かった。202404202152212-yaburing.png「神秘」ってなんじゃいという突っ込みは当然あるが、キャプションで「神秘」の演出?「神秘」と言われるようになった理由?に言及されており、そこを含めての「神秘」と考えると良いタイトルなんだと思う。

2フロア目(4階)のみ写真OKで、注意書きがとてもかわいい…(2フロア目のテーマは神話・民話)202404202152211-yaburing.png 20240420215221-yaburing.pngこのトロールさんたち、お行儀よく「暮らし」をしている感じがいいなあと思ったんだけど、たぶん退治されちゃっている。

映像のみの展示だったキッテルセン(いちばん上の看板に使われているのもキッテルセンの作品)の線画とてもよかったなあ…実物が来ていないせいか、図録にも未収録だったのが惜しい…あの映像を売って欲しいくらい。モンスターは孤独。

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