2024年11月[8件]
展示室内には大きく組み上げられた「装置」が立ち並んでいるけれど、主題として提示されているのはそれらの「装置」や空間を流れ、震わせてめぐるごく小さな、かすかな何か…電気、磁力、波、音、風、光など…であったと思う。ときには、その微細なちからの蓄積が「装置」を動かし、相互に作用する。装置そのものではなくて、現象が展示されていた、という言い方もできるかも。
とても静かでとてもかすかでとてもゆっくりした目に見えないピタゴラスイッチ、とも思っていた。 風にひらめきつづける「立体」の「一瞬」を、スキャナとモニタによって平面化しつづける装置。現象と記録。しばらくここに張りついていた。
アーティゾンの収蔵作品とのコラボレーション的な部分もあり、特にクレーとコーネルの馴染みがよかったように感じた。デュシャンははっきりと本歌取りした作品があったのでまあ別として。
おとなりの戸田ビルがオープンしていたので帰りに立ち寄ってロビーの彫刻作品など見学。土曜だが祝日、という日取りのため、3Fに入居のギャラリー群はお休みで残念。
ここは、前のビルの解体からをずっとアーティゾンの窓から眺めつづけていて、いつも見ているけど立ち入れない区画だったため、「完成した建物のなかに入れる」ということがすこし不思議に思えた。
とても静かでとてもかすかでとてもゆっくりした目に見えないピタゴラスイッチ、とも思っていた。 風にひらめきつづける「立体」の「一瞬」を、スキャナとモニタによって平面化しつづける装置。現象と記録。しばらくここに張りついていた。
アーティゾンの収蔵作品とのコラボレーション的な部分もあり、特にクレーとコーネルの馴染みがよかったように感じた。デュシャンははっきりと本歌取りした作品があったのでまあ別として。
おとなりの戸田ビルがオープンしていたので帰りに立ち寄ってロビーの彫刻作品など見学。土曜だが祝日、という日取りのため、3Fに入居のギャラリー群はお休みで残念。
ここは、前のビルの解体からをずっとアーティゾンの窓から眺めつづけていて、いつも見ているけど立ち入れない区画だったため、「完成した建物のなかに入れる」ということがすこし不思議に思えた。
印刷会社による印刷文化アーカイブのハシゴをしてきた。
写植。
印博では夏に欧文活字の展示も見ていて、そちらだと活字→デジタルフォントの道筋が見えたんだけど、1セットの文字数が桁違いに多い和文の場合は、活字の段階では書体のバリエーションがそんなにできなくて、活字→写植→デジタルフォントになるんだなというのがよくわかった。
紙。
紙のてざわりを楽しみながら見本帳をつくってお土産にもらえて、テキン体験で栞も刷れてたのしかった。 館内のあちこちが活字デザインになっている。
こちらは写真家×紙の展示。写真家さんご本人がさまざまな試し刷りから念入りに作品と用紙の組み合わせを選んでつくられた展示品と作品集が置かれていた。写真のオリジナルプリントと出版印刷の中間くらいというコンセプトとのこと。竹尾さんのほうはもう週末公開日終わっていて行けなさそうだな。
写植。
印博では夏に欧文活字の展示も見ていて、そちらだと活字→デジタルフォントの道筋が見えたんだけど、1セットの文字数が桁違いに多い和文の場合は、活字の段階では書体のバリエーションがそんなにできなくて、活字→写植→デジタルフォントになるんだなというのがよくわかった。
紙。
紙のてざわりを楽しみながら見本帳をつくってお土産にもらえて、テキン体験で栞も刷れてたのしかった。 館内のあちこちが活字デザインになっている。
こちらは写真家×紙の展示。写真家さんご本人がさまざまな試し刷りから念入りに作品と用紙の組み合わせを選んでつくられた展示品と作品集が置かれていた。写真のオリジナルプリントと出版印刷の中間くらいというコンセプトとのこと。竹尾さんのほうはもう週末公開日終わっていて行けなさそうだな。