みずのそこ
aquascape

いってき、いってき

2015年10月802件]17ページ目)

月灯りにけぶる睫毛にふちどられ、ぱちくりと驚きのまばたきがひとつ。名とて変わるか、なるほど、そうか…。そうかそうかと繰り返しつぶやく口もとは、やがて、ほのかな笑みのかたちを浮かべるのだった。澄んだ虫の音がりんと響いた。

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「あっはっは、さすがは三日月宗近だ。その気になれば夕映えを斬ることなど造作もないな。早足の月が沈む前に、一杯いきたい気分だぜ」
盃をかかげるしぐさだけつくり、かれはにやりと愉しげに笑った。
「夕映え切り、いや、秋の…秋映え切りの宗近に」

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(4ついーとくらいのつもりだったのに140でおさまるように切ってたらわりとあった…)

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訝しげなまなざしは、確信に満ちた表情に行き当たってあきらめの色に塗りかわる。ゆるりと振りかぶられた刀身が、きれいな弧を描いて空を切った。
ばさり。と音が立ったかどうか。からくれないの景色はまっぷたつに裂け、静かな夜の庭があらわれた。深く傾いた三日月が宵の頃合いを示している。

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「もっとこう、変化するものに思いを寄せてみちゃあどうだ。そうだ、とりあえず抜け、抜け」
腰のものをか? と首をかしげるのに、うんうんと急かすように肯いて見せる。すらりと抜かれた細い刃は、くれないの光をぎらりと映した。
「よし、この夕景を斬ってくれ」

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「竜田川ならいずれは流れて消えるだろうが、この庭はまるで、永久(とわ)にこのまま染められていようとも見えるなあ」返った声はやはり感嘆のこもったものだったが、かれは眉間にしわを寄せた。
「君はどうにもそっちのほうに向かうんだな。欠けては満ちるようなものの名を持つくせに」

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紅葉や錦木、満天星の赤い葉が、夕陽を透かし照り返し、さらに色濃く染まった光を物陰にまで届かせているような暮れ方だった。『神代もきかず』って風情だなあ、という感嘆の声は、嬉しげな響きを持っている。日ごろ周囲を驚かせてまわっているかれは、実のところ自らの心が驚きに動くことをこそ好む。

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(わたしこのバンドこんなに聴くようになるならこのペンネームつけなきゃよかったってときどきおもう…)(もとねたぷらつりではないのだが)

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えっ、えっ、ベランダ.?! メルト→ベランダ.? うおお、バンビもやったの…(日曜のセトリ見た)

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@ceo0707 よいよい、手入れとやらの時間もそうはかからん、って笑ってました…そこそこ資材安定本丸でよかった(会計担当のこころがおだやか)

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数日ぶりにやっとログインしたら6-4だのキャンペーンだのぞろぞろ表示されましたがまず6-3がまだだし、さんまも気になる(こっちも未着手)

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@ceo0707 さっそくうちのLv95鶴丸さん率いる遠征部隊にLv1三日月を投入しました(え)

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@dullchild それならよかったです(安堵) そうですね、脳みその仕様箇所がちがう感じはとてもします…まんがとイラストのようなものであろうとも思うので、うまく息抜きとして両輪まわせるとよいのですけれども。 綾さんも気が向かれましたらぜひまた。

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まあ、主体的に身につけようというよりは、人が三日月さんに変わらずに永くあれと望んだからあの柄が浮き上がったとでも考えた方がいいんだろうけれど。ならば、そうあろう、と決めた、というほうがいいんだろうけれど。

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@ceo0707 こくり。ペルセポネーです。最初は鬼子母神でてきちゃって、そのあとペルセポネーが浮かんできた瞬間にものすごい萌えが…。黄泉の食べ物を分け与えることがどういうことか、わかっていて分け与えているのなら、これはわりと幸せな歌なのかもしれないとも思ったりしました。

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紗綾形(の織られた絹布)が日本に入ってきたのは桃山時代、というのを知って、三日月さんが「不断長久」の意味をもつあの柄を身につけようと決めた(その覚悟をした?)時のことを考えようとしたら泣きたくなった…

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@dullchild こちらこそ、詠みたいとおっしゃっているわけでもない方にあのようなことを言ってしまい、まさかこのような速攻が打ち放たれてくるとは思っていなかったので嬉しかったです(わたしが返歌を何時間こねくりまわしたかはひみつということで…)

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@haci_ame うちテレビの録画、ぶるれいだと見れないんだ…DVDしか…旧式で…お気持ちだけいただいておきます。ありがとう…

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@dullchild わたしも桂男は刀剣伝授で知ってぐぐったくちです。ネットありがたいです。
そうか、空気に溶けていくもの…なるほどです。今、ふおぉぉ!ってなっています。視覚聴覚嗅覚だーすごいなーっていう雅さに欠ける捉えかたをしていました…音も香もこがね色なところが好きです。

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えっ、藤森祭の駈馬神事見たい!あっBS見れない!ってじたばたした(あまりテレビ見ないので視聴環境がぜんぜんととのっていない)

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そいえば高台寺に掌美術館っていうちいさな美術館があったんだけれど、そこに展示してあった秀吉が履いてたかもねっていうスリッパがかわいくて派手だったのでぜひ一期さんに www.kodaiji.com/museum/mg7.html

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星月夜はな、鎌倉の枕詞だって知ってから、鶴丸さんかみかつるで使う機会をねらっていた

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@dullchild そうなんです、何とか届けてあげたくて…。中国では桂は月の木で、さらに桂はカツラではなく桂花だというなら、金木犀は月の光を届ける使者になれるんじゃないかと夢を見ました…素敵な要素の詰まった本歌のおかげです。

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